ニュースイッチ

農機用タイヤ〝世界シェアトップ〟、横浜ゴム「トレルボルグ」投入

農機用タイヤ〝世界シェアトップ〟、横浜ゴム「トレルボルグ」投入

農機向けタイヤにトレルボルグを加えることでサイズラインアップとブランド体系を充実させる

横浜ゴムは農業用機械、産業・港湾用車両向けのプレミアムタイヤブランド「トレルボルグ」の農機向けタイヤを6日から日本国内で順次販売する。大型トラクター用ラジアルタイヤをはじめ、転草や集草に使用するテッダー・レーキ向けの小径タイヤなど18商品、191サイズを投入する。価格はオープン。中型から超大型のトラクター向けを中心とするトレルボルグを農機向けタイヤのラインアップに加えることで、日本市場でのブランド体系と展開サイズを拡充。シェア向上につなげる。

これまで国内の農機向けタイヤでは、小型から大型トラクター向けを中心としたブランド「アライアンス」「ギャラクシー」の商品を販売していた。

横浜ゴムは2023年にスウェーデンの農機向けタイヤ大手、トレルボルグ・ホイール・システムズを買収した。

横浜ゴムの推定では農機向けで同社は世界シェアトップ、産業・港湾用車両向けでは同2位に位置する。24年7月には米グッドイヤーの鉱山・建設用車両向けタイヤ事業の買収を表明するなどオフハイウェイタイヤ(OHT)事業を強化している。

日刊工業新聞 2025年01月06日

編集部のおすすめ