立教大、校舎内に簡易型礼拝室
池袋キャンパスに設置。イスラム圏からの留学生増に対応
立教大学は、外国人留学生の増加に対応するため、池袋キャンパス(東京都豊島区)内に簡易型の礼拝室(写真)を設置した。主な利用者としてイスラム圏からの留学生を想定しているが、特定の宗教にかかわらず開放する。
導入したのは丹青社とハラル・ジャパン協会(東京都豊島区)が共同開発した組み立て式のユニット型礼拝室。木製の建具や畳など日本の素材を使い、礼拝前に手足や口を水で清める「清めの場」も備える。水は併設のタンクから供給するため配管工事の必要がなく、1-2日で礼拝室を組み立てられる。
同大学の留学生は現在約600人。2024年までに3倍強の2000人に増やす目標を掲げる。吉岡知哉総長は「大学の国際化が進む中、礼拝室が異文化交流の場となれば」と話す。一方、丹青社の青田嘉光社長は「礼拝室がきっかけとなり、学生に当社のような業界を知ってもらえれば」と期待を寄せる。丹青社として同礼拝室の納入は、那覇空港国際線旅客ターミナルビルに次いで立教大が2例目になる。
導入したのは丹青社とハラル・ジャパン協会(東京都豊島区)が共同開発した組み立て式のユニット型礼拝室。木製の建具や畳など日本の素材を使い、礼拝前に手足や口を水で清める「清めの場」も備える。水は併設のタンクから供給するため配管工事の必要がなく、1-2日で礼拝室を組み立てられる。
同大学の留学生は現在約600人。2024年までに3倍強の2000人に増やす目標を掲げる。吉岡知哉総長は「大学の国際化が進む中、礼拝室が異文化交流の場となれば」と話す。一方、丹青社の青田嘉光社長は「礼拝室がきっかけとなり、学生に当社のような業界を知ってもらえれば」と期待を寄せる。丹青社として同礼拝室の納入は、那覇空港国際線旅客ターミナルビルに次いで立教大が2例目になる。
日刊工業新聞2016年4月21日 大学・産学連携面の記事を一部加筆