立教大、校舎内に簡易型礼拝室

池袋キャンパスに設置。イスラム圏からの留学生増に対応

  • 0
  • 1
組み立て式のユニット型礼拝室
 立教大学は、外国人留学生の増加に対応するため、池袋キャンパス(東京都豊島区)内に簡易型の礼拝室(写真)を設置した。主な利用者としてイスラム圏からの留学生を想定しているが、特定の宗教にかかわらず開放する。

 導入したのは丹青社とハラル・ジャパン協会(東京都豊島区)が共同開発した組み立て式のユニット型礼拝室。木製の建具や畳など日本の素材を使い、礼拝前に手足や口を水で清める「清めの場」も備える。水は併設のタンクから供給するため配管工事の必要がなく、1-2日で礼拝室を組み立てられる。
 
 同大学の留学生は現在約600人。2024年までに3倍強の2000人に増やす目標を掲げる。吉岡知哉総長は「大学の国際化が進む中、礼拝室が異文化交流の場となれば」と話す。一方、丹青社の青田嘉光社長は「礼拝室がきっかけとなり、学生に当社のような業界を知ってもらえれば」と期待を寄せる。丹青社として同礼拝室の納入は、那覇空港国際線旅客ターミナルビルに次いで立教大が2例目になる。

日刊工業新聞2016年4月21日 大学・産学連携面の記事を一部加筆

COMMENT

斉藤陽一
編集局第一産業部
デスク

 立教大が導入した礼拝室は幅2.6m×奥行き2.6m×高さ2.4mのタイプ。ちなみに立教大ではイスラム圏からの留学生向けに、イスラム教の戒律に沿った「ハラル対応」のインスタントフードを食堂で販売したり、池袋周辺のハラル対応のレストランを紹介したりもしているそうです。

関連する記事はこちら

特集