遺伝子情報を基に病気の「かかりやすさ」診断
東京医科歯科大学、5月から会員制診療サービス
東京医科歯科大学は、個人ごとに解析した遺伝子の情報を基に特定の病気にかかるリスクを診断し予防法を提案する「長寿・健康人生推進センター」の診療を5月9日に始める。医学部付属病院(東京都文京区)内に同センターの専用区画を設けた。受診は会員制。初期費用は基本受診料と入会費、年会費を合わせて約80万円。2016年度は企業の役員ら50人の会員登録を想定している。
遺伝子の検査と全身の器官の検査、運動指導、栄養指導などのメニューを一体的に提供する。
同大学の吉澤靖之学長は「高齢化が進む中でも社会の活力を保つために、こうしたセンターが必要になる」と話している。
遺伝子の検査と全身の器官の検査、運動指導、栄養指導などのメニューを一体的に提供する。
同大学の吉澤靖之学長は「高齢化が進む中でも社会の活力を保つために、こうしたセンターが必要になる」と話している。
日刊工業新聞2016年4月21日 大学・産学連携面