日本ゼオン、核融合発電スタートアップに出資
日本ゼオンはコーポレートベンチャーキャピタル(CVC)を運営する子会社ゼオンベンチャーズ(米カリフォルニア州)を通じ、高温超伝導マグネットを用いたステラレーター方式による核融合発電装置を開発する米スタートアップ「タイプワンエナジーグループ」(米テネシー州)に出資した。
同方式は省電力で、定常状態における運転が容易な点に優位性がある。スーパーコンピューターや高温超伝導体、3次元(3D)プリンティング技術を活用し、核融合発電の実装を目指す。
日刊工業新聞 2024年12月03日