ペロブスカイト太陽電池、40年20GW導入へ…〝生みの親〟宮坂氏「思い切った生産が必要。メーカーの投資期待」
横浜市と桐蔭学園がフォーラム開催
横浜市と桐蔭学園は26日、横浜市のパシフィコ横浜で「ペロブスカイト太陽電池フォーラム-早期社会実装の突破口を探る。-」を開いた。ペロブスカイト太陽電池の生みの親として知られる桐蔭横浜大学の宮坂力特任教授が基調講演を行い、政府が2040年に原発20基分相当の20ギガワットを導入する目標を掲げたことに触れ、「(目標の達成には)思い切った生産が必要になる。政府による支援などの追い風があるほか、ヨウ素など(ペロブスカイト太陽電池の)材料は非常に安価であり、よい条件が整っている。メーカーによる思い切った投資判断を期待したい」と力を込めた。約70人が参加した。
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同フォーラムではペロブスカイト太陽電池の事業化を目指すマクニカやカネカの担当者も登壇し、それぞれ研究開発や実証実験の状況を紹介した。また、テレビ朝日の山口豊アナウンサーと桐蔭横浜大の池上和志教授が「社会実装への突破口は?国内企業の開発動向を探る。」をテーマに対談した。
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