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半導体と地政学リスク、製造業が知るべきハイテク冷戦時代の危機と商機

12月2日開催「工場長サミット2024」で講演セッション
半導体と地政学リスク、製造業が知るべきハイテク冷戦時代の危機と商機

年内に量産を開始する予定のTSMCの熊本第1工場(製造子会社JASMの第1工場)

モノづくり日本会議と日刊工業新聞社が12月2日(月)に開催するビジネスカンファレンス「工場長サミット2024」。 9つのセッションの中で特に半導体と地政学リスクに興味のある方なら必見なのがセッション6の「半導体と地政学リスク、製造業が知るべきハイテク冷戦時代の危機と商機」。登壇者はジャパンマテリアル社長の田中久男氏と台湾出身の地政学・経済安全保障コンサルタント、林成蔚氏。ジャパンマテリアルはガスをはじめ半導体工場のインフラ関連で強い事業基盤を持ち、田中社長は日本のTSMCの事情も最も知る人物の一人。林氏は蔡英文政権時代の安全保障担当の政策アドバイザーを務め、日本だけでなくトランプ次期政権とも強いパイプを持つ。林氏が公のビジネスカンファレンスに登壇するのは初めて。二人がトランプ再選後の地政学動向と半導体ビジネスについて語る。

「工場長サミット2024」は東京ミッドタウン八重洲カンファレンスで12月2日の午後に開催。半導体のセッション6は16時40~17時25分。半導体事業を高度なレベルで意思決定すべき人、日本の「半導体立国」復権への要諦を知りたい人、TSMCの最新事情を知りたい人、台湾や米国政府の半導体戦略について知りたい人などには特にお勧め。

カンファレンスはその他に日立製作所の東原敏昭会長の基調講演を始め、製造業にとって注目度の高いテーマを選び、約20名のキーマンに登壇する。講演を起点にネットワーキングを通じて参加者(登壇者・聴講者)がさまざまな課題を共有認知する場を作り、業界や企業の枠を超え、未来志向で日本の強みである製造業の底上げを目指す。現在、カンファレンス全体の有料の一般参加を募集中(まもなく締め切り)。

カンファレンスの概要

【名称】 「工場長サミット2024」
【主催】 モノづくり日本会議、日刊工業新聞社
【会場】 東京ミッドタウン八重洲カンファレンス(4、5階)
(会場アクセス)https://www.yaesu.tokyo-midtown.com/conference
【日時】12月2日(月)13時30分―19時30分
【定員】400名
【参加対象者】モノづくり日本会議会員、招待者、一般参加者
<主に工場や生産部門のリーダークラス、事業部門、開発・設計部門、IT・DXや経営戦略などのコーポレート部門など、講演テーマに関係する意思決定を持った方、若手でもアクティブに部門をリードしている方、中小企業の経営層など。人数限定で学生を無料招待する。>

詳細・お申込みはこちら

<カンファレンスの詳細・お申込み>
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●一般参加の申し込み
【参加費】19,800円(税込み)クレジット決済のみ
【締め切り】定員に達し次第終了します。
<問い合わせ先>
モノづくり日本会議 事務局 〒103-8548 東京都中央区日本橋小網町14-1 TEL: 03-5644-7608(平日10:00~17:00)
Email: monodzukuri-event@media.nikkan.co.jp
「工場長サミット2024」のキービジュアル
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
セッション6のモデレーターは東洋経済新報社やダイヤモンド社で記者・副編集長などを務め、特にエレクトロニクス業界、台湾・中国の政治・経済に詳しいジャーナリストの杉本りうこさんにお願いしてます。ちなみに林さんは日本語ペラペラです。

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