出力1.5倍・稼働時間2倍に向上、工機HDが蓄電池に採用した新構造
工機ホールディングスジャパン(東京都港区、吉田智彦社長)は、蓄電池「ティーパワーバッテリーシリーズ」を発売した。新構造の採用などにより、出力を従来比1・5倍、稼働時間を同約2倍に向上した。高負荷時の発熱を抑え、ハードな作業でも効率的かつ快適に行える。
「BSL3640MVT」と、近距離無線通信規格「ブルートゥース」接続機能を搭載した「同MVBT」の2機種で構成。消費税抜きの価格は3万3000円から。
内部抵抗を低減した構造により、電池から電動工具への電力供給を向上し、過負荷に強く作業速度も速められる。同社製電動工具に使うことで、軽作業から重作業まで幅広い作業環境に対応する。
日刊工業新聞 2024年11月13日