300kg積載可能…HCIが販売開始、「中国製産業用搬送ロボット」の効果
HCI(大阪府泉大津市、奥山浩司社長)は、中国プードゥ・ロボティクス製の産業用特化型搬送サービスロボット「T300=写真」の販売を始めた。最大300キログラム積載できる。プードゥの搬送ロボットは飲食チェーンなどで利用が伸びているが、積載量の大きいロボット投入で工場や物流倉庫などでの活用を促す。本体価格は消費税抜きで370万円。月10台の販売を目指す。
リフトアップ機能を搭載し、コタツ状ラックなど付属装置も使い、工場内で多様な資材の配送・荷積み・荷下ろしが効率良くできる。自律運搬モードで指定された目的地に商品を自動配送し、生産ライン変更に合わせた経路のマップ調整も迅速調整できる。
遠隔地からユーザーがロボットを呼び出せるHCI独自のシステムも搭載可能という。
日刊工業新聞 2024年10月29日