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SUBARU「レガシィアウトバック」、国内販売来年終了の背景

SUBARU「レガシィアウトバック」、国内販売来年終了の背景

発売30周年を記念したレガシィアウトバックの特別仕様車

SUBARU(スバル)は24日、スポーツ多目的車(SUV)「レガシィアウトバック」の国内販売を2025年3月末で終了すると発表した。「レガシィ」ブランドの唯一のモデルだが、環境規制や販売状況などを勘案し、終売を決めた。北米では引き続き販売を継続する。発売30周年の記念モデルを500台限定で販売する。

アウトバックは1994年に発売したクロスオーバーSUVで、同社の旗艦モデル。最近の受注台数は月約620台。

30周年記念モデルは質感の高い内装とスポーティーな走行性能を織り込んだ。11月10日まで全国のSUBARU販売店で抽選申し込みを受け付ける。ベース車「Limited EX」の消費税込みの価格は440万円で、同等のメーカーオプションを付けると30万円程度の追加となる。納期は25年4月以降を予定している。


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日刊工業新聞 2024年10月25日

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