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ローソンが東京・二子玉川で開業、「レジなし無人コンビニ」の仕組み

ローソンが東京・二子玉川で開業、「レジなし無人コンビニ」の仕組み

商品を持って退店すると自動で決済される

AIが商品内容・個数判別

ローソンは東急や東急ストア(東京都目黒区)と共同で、レジがない無人店舗「ローソンS Lawson Go+toks二子玉川店」(同世田谷区)を東急電鉄二子玉川駅構内に開業した。重量センサーやカメラを活用し、利用者の退店時に自動的に決済する。ローソンはこうした「ウォークスルー決済導入店舗」を利用者を限定して2020年からオフィスビルに出店しているが、一般利用者向けは今回が初めて。

来店客は対話アプリケーション「LINE」で取得した2次元コード(QRコード)を入り口の端末にかざして入店する。商品を持って店外に出ると、事前に設定したクレジットカード情報で自動的に決済される。店内15台のカメラが利用者の動きを確認し、商品棚の重量センサーの情報と組み合わせて、入店客がどの商品をいくつ手に取ったかを人工知能(AI)が判別する。

東急ストアがローソンの加盟店として運営し、25年3月14日まで期間限定で営業する。営業時間は7時から20時までで、おにぎりや飲料、菓子など380アイテムを販売する。

近隣のローソン店舗の従業員が1日3回程度商品管理などの作業をするが、それ以外の時間は無人となる。

今後の出店についてローソンの佐久間大輔インキュベーションカンパニーマネジャーは「駅はスピーディーに買い物したい利用者が多く、選択肢の一つ。店舗運営などを検証する」と話した。

日刊工業新聞 2024年10月21日

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