蒸気機関車が那珂川清流鉄道で復活!

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 那珂川清流鉄道保存会(栃木県那須烏山市)が保有する蒸気機関車「100号」が9日、ファンの前に初めて公開された。満開の桜のもと、レール幅610㎜の線路をしっかりと捉え「シュシュシュ」とリズミカルなサウンドで走った。

 この機関車は1985年協三工業(福島県福島市)で製造されたもので、6トン・Bタンク式「B60720」として「むさしの村」(埼玉県)で活躍していた。

 しかしボイラーの不調により運行が休止された後は、風の高原鉄道(栃木県)・足尾歴史館(栃木県)を経て現在の那珂川清流鉄道保存会に引き取られていた。

 そして同保存会が再び蒸気機関車として走ることが出来るよう、生まれ故郷の協三工業に修理を依頼しボイラーや水タンクを新製するなど大修繕し、2014年1月からこの地に戻り手厚く保存されていた。

 今日は初めてとなる公開運行のため蒸気機関車の後ろに乗客が乗れる客車は連結されなかったが、現場を担当する青木玲子氏によると、「次回は客車を繋げての運転も披露したい」と話す。

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1985年に新製され、B60720号として埼玉県のテーマパーク「むさしの村」で運行されていたが、2004年10月にボイラー不調により運行休止、けいてつ協会に譲渡された。2005年頃から風だより(栃木県 塩谷郡塩谷町 上寺島1529-5)にて展示されていたが、2010年に足尾に移転した。2011年にさらに那珂川清流鉄道に移転し100号機として現在整備を受けています。 (日刊工業新聞社編集局写真部・田山浩一)

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