ニュースイッチ

マツダは過去最高…7月の米国新車販売、各社の好調車種

日系自動車メーカー4社の7月の米国新車販売台数は、前年同月比2・5%増の39万4199台となった。旺盛な新車需要を背景に、トヨタ自動車を除く3社が増加した。

ホンダは同8・0%増の12万737台。乗用車「シビック」が6カ月連続で2万台超と好調を維持したほか、スポーツ多目的車(SUV)「CR―V」「HR―V」も増加した。

SUBARU(スバル)は同2・6%増の5万1702台で24カ月連続で前年同月比プラス。SUV「クロストレック」は7月として過去最高を更新した。マツダは同30・2%増の3万9866台。現地統括会社によると7月として過去最高で、SUV「CX―50」「CX―90」は単月ベースでも過去最高だった。

一方、トヨタは同5・1%減の18万1894台。「プリウス」や高級車ブランド「レクサス」の「TX」、SUV「グランドハイランダー」のリコール(無料の回収・修理)による稼働停止が影響した。ハイブリッド車(HV)など電動車販売は同45・1%増の8万2671台。電動車販売比率は45・5%と過去最高を更新した。


【関連記事】 SUVで三菱自・マツダ・スバルが頼りにする加工メーカー
日刊工業新聞 2024年08月05日

編集部のおすすめ