容器あけずに危険物を判定 クマヒラが検査装置
空港向けに年50台販売めざす
熊平製作所(広島市南区)は、容器を開けずに中身の液体が危険物かどうか判定する液体検査装置「LSR―M1=写真」を発売した。欧州民間航空会議(ECAC)の認証を取得し、空港でのセキュリティーチェック用途に売り込む。価格は734万4000円(消費税込み)。グループの販社クマヒラ(東京都中央区)を通じて販売し年間50台の販売を目指す。
ガラス瓶やペットボトルなど光を通す容器については、近赤外線を当てて反射光から中身の液体を検知。缶など光を通さない容器でも別方式のセンサーで検知する。検知にかかる時間は1―4秒。
アセトンやアルコール類など、揮発性や発火性を持つ液体が入っている可能性がある場合は警告を発し、安全なものだけOKを出す。ソフトウエアを書き換えることで、さまざまな危険物に対応できる。空港のほか大規模イベントなどでの利用を想定する。
ガラス瓶やペットボトルなど光を通す容器については、近赤外線を当てて反射光から中身の液体を検知。缶など光を通さない容器でも別方式のセンサーで検知する。検知にかかる時間は1―4秒。
アセトンやアルコール類など、揮発性や発火性を持つ液体が入っている可能性がある場合は警告を発し、安全なものだけOKを出す。ソフトウエアを書き換えることで、さまざまな危険物に対応できる。空港のほか大規模イベントなどでの利用を想定する。