ジェトロ、2020年に向け「オリ・パラ課」設置

展示会形式で日本のロボットや環境対応車をアピール

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プレスセンターになる東京ビッグサイト周辺に特設会場を設けMRJなどアピールする
 日本貿易振興機構(ジェトロ)は2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けた取り組みを強化する。既存の「クールジャパン推進課」を改組し、新たに「オリンピック・パラリンピック推進課」を設置。展示会形式で日本のロボットや環境対応車をアピールしたり、地方の魅力を発信する視察ツアーを企画する。まず8月のリオ五輪を“前哨戦”と捉え、日本製品の見せ方を考案する。

 20年の東京五輪本番では、東京ビッグサイト(東京都江東区)にプレスセンターを設置。世界中から約2000人のメディアが来日する見通し。この周辺に特設会場を設け、日本の電気自動車や燃料電池車、ジェット旅客機MRJなどを展示して、「日本の優れた技術力を世界にアピールする」(ジェトロの北川浩伸氏)。

 まだ世界で認知度が低い製品については、20年を商談成立のゴールに設定。リオ五輪や18年の平昌冬期五輪、19年のラグビーワールドカップなどでもアピールの場を設け、20年の東京五輪につなげる。

 また東京五輪では、いかに観光客を地方に誘導するかが課題の一つになる。このため、地方の木材家屋の素晴らしさやユニークなラーメン店などを紹介する紙媒体を作成するほか、海外の経営者層を地方に招く視察ツアーの企画などを検討していく。

日刊工業新聞2016年4月6日 総合3面

COMMENT

斉藤陽一
編集局第一産業部
デスク

20年大会の準備期間や開催期間に、東京ビッグサイトを展示会場として使用できない問題が浮上しています。展示会業界や産業界からも懸念する声が挙がっていますが、特設会場で技術をアピールできるとなれば、そうした不安も少しは和らぐかもしれませんね。

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