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東大が秋にベンチャー育成の「ファンド・オブ・ファンズ」

経団連などと連携しAIやバイオなどで大企業とマッチング
 東京大学は秋をめどに、経団連やベンチャーキャピタル(VC)と連携した東大発ベンチャー支援を始める。東大全額出資の投資会社が組成する新ファンドからVCのファンドに出資し、ベンチャーを育成する。経団連の会員企業に、東大の産学連携やベンチャー企業の知見を提供する。東大が橋渡し役となり、ベンチャー創出モデルを確立する。

 新ファンドは東大全額出資の投資会社「東京大学協創プラットフォーム開発」(東京都文京区)が秋をめどに組成する。第1号ファンドの規模など詳細は今後詰める。東京大学エッジキャピタル(同)など複数VCのファンドに出資する「ファンド・オブ・ファンズ」の形をとる。

 経団連とは合同でベンチャー創出・育成を支援する専門組織「ベンチャー育成会議」を夏にも発足。人工知能(AI)やバイオテクノロジーなどに関連するベンチャーに関心をもつ企業に参加を募る。この会議で大学発シーズを実用化するベンチャーと大企業をマッチングする計画。
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日刊工業新聞2016年4月7日
明豊
明豊 Ake Yutaka 取締役ブランドコミュニケーション担当
国が計1200億円を出した国立大学出資事業により2014年12月以降、東大のほか阪大、京大学、東北大学でも大学が全額出資するVCが発足。東大はベンチャー投資に関わる出資金として417億円を確保している。でも経団連と連携って・・。いかにも東大らしくて、普通に形骸化しそう。

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