エアバス、大韓航空の航空宇宙本部を翼端装備のサプライヤーに選定
新型の派生機「A330neo」向け。2017年末に引き渡し
エアバスはこのほど、大韓航空の航空宇宙本部をA330neoの翼端に装備して燃費を改善する「シャークレット」のサプライヤーに選定したと発表した。
大韓航空の航空宇宙本部は、シャークレットを釜山の同社テック・センターで製造。仏トゥールーズのA330ファミリー最終組立工場に供給する。A330neoの主翼幅はシャークレット装着により、60.3メートルから64メートルになる。
エアバスと大韓航空の航空宇宙本部はこれまで、A320ファミリー向けのシャークレットやA330ファミリー向けの胴体パネル、床面の組み立て、A350 XWBの複合材製貨物ドアの製造などで提携している。
A330neoは、A330-800neoとA330-900neoの2機種からなる新型の派生機。初号機の引き渡しは2017年10-12月期(第4四半期)の予定で、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。空力性能を強化するとともに、客室装備も改良。座席あたりの燃費を14%削減し、航続距離も最大400海里(740.8キロ)延びる見込み。メーカー標準座席数は、A330-800neoが246-252席、A330-900neoが300-310席。
大韓航空の航空宇宙本部は、シャークレットを釜山の同社テック・センターで製造。仏トゥールーズのA330ファミリー最終組立工場に供給する。A330neoの主翼幅はシャークレット装着により、60.3メートルから64メートルになる。
エアバスと大韓航空の航空宇宙本部はこれまで、A320ファミリー向けのシャークレットやA330ファミリー向けの胴体パネル、床面の組み立て、A350 XWBの複合材製貨物ドアの製造などで提携している。
A330neoは、A330-800neoとA330-900neoの2機種からなる新型の派生機。初号機の引き渡しは2017年10-12月期(第4四半期)の予定で、ロールス・ロイス社製新型エンジンのトレント7000を搭載する。空力性能を強化するとともに、客室装備も改良。座席あたりの燃費を14%削減し、航続距離も最大400海里(740.8キロ)延びる見込み。メーカー標準座席数は、A330-800neoが246-252席、A330-900neoが300-310席。