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ハウステンボスが“ロボット王国"になる!料理長も登場

「変なレストラン」ロボット実証の場に
ハウステンボスが“ロボット王国"になる!料理長も登場

ハウステンボスの「変なホテル」(ホームページより)

 ハウステンボス(長崎県佐世保市)とDMM.com(東京都渋谷区)、プライスウォーターハウスクーパースコンサルティング(PwCコンサルティング、東京都千代田区)は31日、長崎県のテーマパーク「ハウステンボス」内でサービスロボットの実証実験を7月に始めると発表した。ロボットメーカーに参加を募り、サービスロボットをテーマパークで活用してもらうことで早期の普及を促す。

 DMMとPwCグループはサービスロボット市場醸成を目指した協業を進めており、今回の取り組みはその一環となる。

 園内に7月に開設予定の「ロボット王国」などの施設内で、さまざまな市場投入前のロボットを置く。DMMは自社で扱うロボットを利用するほか、広く出展を呼びかけてユーザー動向データの把握や分析評価を行う。PwCグループはデータを活用し、ロボット事業への参入やロボット活用を目指す企業の機能改善や事業化検討をサポートする。

 ハウステンボスはメインスタッフがロボットの「変なホテル」など園内にロボットを置いた試みを進めている。7月には料理長がロボットの「変なレストラン」も開設予定。

シャープの「ちゅーりーロボ」は客室で


日刊工業新聞2015年8月4日 


 シャープはハウステンボス(長崎県佐世保市)がこのほど開業した「変なホテル」に、時間や天気などを尋ねると答えてくれる客室用音声ロボット「ちゅーりーロボ=写真」と、荷物を客室に運ぶ「ポーターロボット」を納入した。客室用は72台、ポーターロボは2台で受注額は非公表。

 工場生産設備向け自動化・センシング技術を応用。ハウステンボスの要求仕様に応じ、開発した。客室用は音声で照明操作も可能。ポーターはタッチパネルへの部屋番号入力で荷物を客室前に運ぶ。

 家電などに応用する予定はない。今後も顧客ニーズに応じて専用設計したロボットを新規事業として提案し、BツーB(企業間)事業の拡大に結びつけたい考えだ。
日刊工業新聞2016年4月1日 機械・航空機 1面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
変なレストラン、料理長がロボットとのことですが、料理や給仕をどこまでロボットが担当してくれるのか気になります。

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