仏像を人が動かすだけで動作記憶「黒子ロボ」公開―マッスル
プログラミング不要
マッスル(大阪市中央区、玉井博文社長、06・6229・9550)は30日、日本の伝統文化とロボットを融合した「黒子ロボット」技術を応用した「仏像ロボット」を公開した。プログラミングを必要とせず、仏像ロボットの首や手の部分を人が動かし、直接教えるだけで、黒子ロボットが記憶し、アームで仏像の手や首部分を動かす。
長時間、何百通りの動きをだれでも簡単におぼえさせることができる。一度教えた動作は繰り返し実行可能で速度を変更しても同じ動作をする。「黒子ロボット」をベースに仏像など前の部分はキャラクターを自由に変更可能。玉井社長は「黒子の役割をロボット化することで従来のロボットより安く提供できる」と語った。
価格はパート一人分を採用するくらいを想定している。「黒子ロボット」には同社の高速ACサーボシステムを搭載し、複雑で高速な動きにも対応している。
長時間、何百通りの動きをだれでも簡単におぼえさせることができる。一度教えた動作は繰り返し実行可能で速度を変更しても同じ動作をする。「黒子ロボット」をベースに仏像など前の部分はキャラクターを自由に変更可能。玉井社長は「黒子の役割をロボット化することで従来のロボットより安く提供できる」と語った。
価格はパート一人分を採用するくらいを想定している。「黒子ロボット」には同社の高速ACサーボシステムを搭載し、複雑で高速な動きにも対応している。
日刊工業新聞2016年3月31日 中小企業・地域経済1面