東レエンジが学生の修士研究助成、工学系技術者を育成
東レエンジニアリング(東京都中央区、岩出卓社長)は、工学系大学院に籍を置く修士課程の学生向け研究助成事業「TRENG Support(トレンジ サポート)」の公募を7日に始めた。研究室での研究テーマを対象に社会的なインパクトや独自性、工学的価値、それらの表現力などを3人の有識者が審査。6件を選出し、1件当たり寄付金50万円(総額300万円)を贈呈する。募集期間は9月15日まで。
同事業は次代を創造する工学系エンジニアの育成が目的。2023年に続いて今回が2回目の実施となる。
研究テーマを評価するのは東レ社外取締役の神永晋氏と、東京音楽大学特任教授で東レエンジ技術顧問の竹内佐和子氏、CMディレクターで信州大学特任教授の黒田秀樹氏の3人。
応募方法は同事業のホームページから応募用紙をダウンロードし、必要事項を記入した上で事務局宛にメールで提出する。結果は10月中旬に東レエンジのウェブサイトで発表予定。
日刊工業新聞 2024年05月02日