エレコム、スマホでVR体験できるヘッドセット投入 関連製品拡充へ
エレコムは仮想現実(VR)市場に参入する。スマートフォンを組み込めば、VRが体験できるヘッドセット「ボッツニューライト」を4月上旬に発売する。10月までにVR用のヘッドホンなどを追加するほか、周囲が360度映せるカメラや、ゲームのコントローラーといったVR関連製品群の拡充も計画する。2017年度までに、関連売上高を数億円規模に育てる。
ヘッドセットとスマホにより、専用アプリケーション(応用ソフト)や動画サイトなどのVR映像が楽しめる。ジェットコースターやアイドルとのデート、スカイダイビング映像など再生して、頭を動かすと視界も360度全方向に動く。映像に入り込んだような臨場感が得られる。消費税抜き価格は5120円。
バンダイ子会社のメガハウス(東京都台東区)と協業し、同社が手がけていたVRヘッドセットの装着感など高め、エレコム製品として投入する。歪(ひず)みの少ない国産高級レンズで酔いを抑え、本体素材には高強度の発泡ポリエチレンを採用。生産はメガハウスが担う。
メガハウスの従来品は、販路が玩具売り場で苦戦した。今回は組み立て式に変え、エレコムが得意な量販店のスマホ用品売り場に置けるパッケージにする。
VR市場は2016年から急速に立ち上がり、20年には2兆5000億円規模になるとされ、米グーグルや韓国サムスン、ソニーなども攻勢を強めている。エレコムはVR動画とVRゲームの両需要に対応する関連製品を充実させる戦略だ。
メガハウスとはVR以外でも協業する。接眼部へのスマホセットで夜空の観察と撮影ができる、組み立て式スマホ天体望遠鏡も4月上旬に発売する。消費税抜き価格は1万4120円を予定する。
ヘッドセットとスマホにより、専用アプリケーション(応用ソフト)や動画サイトなどのVR映像が楽しめる。ジェットコースターやアイドルとのデート、スカイダイビング映像など再生して、頭を動かすと視界も360度全方向に動く。映像に入り込んだような臨場感が得られる。消費税抜き価格は5120円。
バンダイ子会社のメガハウス(東京都台東区)と協業し、同社が手がけていたVRヘッドセットの装着感など高め、エレコム製品として投入する。歪(ひず)みの少ない国産高級レンズで酔いを抑え、本体素材には高強度の発泡ポリエチレンを採用。生産はメガハウスが担う。
メガハウスの従来品は、販路が玩具売り場で苦戦した。今回は組み立て式に変え、エレコムが得意な量販店のスマホ用品売り場に置けるパッケージにする。
VR市場は2016年から急速に立ち上がり、20年には2兆5000億円規模になるとされ、米グーグルや韓国サムスン、ソニーなども攻勢を強めている。エレコムはVR動画とVRゲームの両需要に対応する関連製品を充実させる戦略だ。
メガハウスとはVR以外でも協業する。接眼部へのスマホセットで夜空の観察と撮影ができる、組み立て式スマホ天体望遠鏡も4月上旬に発売する。消費税抜き価格は1万4120円を予定する。
日刊工業新聞2016年3月29日 電機・電子部品・情報・通信1面