LINE、新ミッション「Closing the distance」の脅威
モバイル通信とポイント事業に参入。プラットフォーム戦略もオープン化へ
LINEは24日、2年ぶりとなるプライベートカンファレンス「LINE CONFERENCE TOKYO 2016」を開催した。これから5年間のミッション「Closing the distance」を打ち出し、人と人、サービス、企業などいろいろな距離を縮めることをさらに追求していくという。
盛りだくさんの発表があった中で、最後の最後に隠し球があった。仮想移動体サービス事業者(mvno)事業への参入だ。「LINE MOBILE」と名付けたサービスの最大の特徴は、LINEによるコミュニケーション機能(無料通話、チャットなど)だけでなく、ファイスブック、ツイッターの利用は通信料にカウントせず、使い放題にすること。
NTTドコモの回線網を利用し、価格は月額500円から。今年の夏をめどにサービスを始める予定。モバイル通信事業において、品質、価格だけでなく、「UNLIMITED(無制限)」をLINEの強みにしていくと考えで、既存の通信事業者に脅威になる。ストリーミング型の音楽配信サービスも通信料無料にする予定。
もう一つに新しい事業はポイントカード。JCBと提携、「LINEPayカード」(電子マネー)を発行する。世界のJCB加入店で利用でき、ポイントは1ポイントにつき1円換算で現金化できる。またローソンとも提携し、各店舗で自由に入金できるようにする。舛田淳取締役は「現金を使うことで決済で無駄なコストが発生している。LINEPayとポイントでモバイルフィンテックをリードする」と宣言した。
今後のミッション「Closing the distance」を実現するため、コミュニケーションを起点にスマートフォンにおけるポータル化をより打ち出した。プラットフォーム戦略はこれまでのクローズドからはオープン化に舵を切る。
具体的にはウェブアプリの仕組みをパートナーに開放、トークルームからダイレクトにオートログインできるようにする。ユーザーはIDの入力が省ける。「食べログ」などすでに45事業者の参加が決まっているという。
開発者へもよりオープンにするメッセージングの機能のアプリケーションプログラミングインタフェース(API)、「BOT API」の一般公開。ビーコンプラットフォームのオープン化を進める。
盛りだくさんの発表があった中で、最後の最後に隠し球があった。仮想移動体サービス事業者(mvno)事業への参入だ。「LINE MOBILE」と名付けたサービスの最大の特徴は、LINEによるコミュニケーション機能(無料通話、チャットなど)だけでなく、ファイスブック、ツイッターの利用は通信料にカウントせず、使い放題にすること。
NTTドコモの回線網を利用し、価格は月額500円から。今年の夏をめどにサービスを始める予定。モバイル通信事業において、品質、価格だけでなく、「UNLIMITED(無制限)」をLINEの強みにしていくと考えで、既存の通信事業者に脅威になる。ストリーミング型の音楽配信サービスも通信料無料にする予定。
もう一つに新しい事業はポイントカード。JCBと提携、「LINEPayカード」(電子マネー)を発行する。世界のJCB加入店で利用でき、ポイントは1ポイントにつき1円換算で現金化できる。またローソンとも提携し、各店舗で自由に入金できるようにする。舛田淳取締役は「現金を使うことで決済で無駄なコストが発生している。LINEPayとポイントでモバイルフィンテックをリードする」と宣言した。
今後のミッション「Closing the distance」を実現するため、コミュニケーションを起点にスマートフォンにおけるポータル化をより打ち出した。プラットフォーム戦略はこれまでのクローズドからはオープン化に舵を切る。
具体的にはウェブアプリの仕組みをパートナーに開放、トークルームからダイレクトにオートログインできるようにする。ユーザーはIDの入力が省ける。「食べログ」などすでに45事業者の参加が決まっているという。
開発者へもよりオープンにするメッセージングの機能のアプリケーションプログラミングインタフェース(API)、「BOT API」の一般公開。ビーコンプラットフォームのオープン化を進める。
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