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出力2倍…DOWAエレが投入、高出力・高効率の近赤外LEDチップが実現すること

出力2倍…DOWAエレが投入、高出力・高効率の近赤外LEDチップが実現すること

近赤外LEDチップ(DOWAホールディングス提供)

DOWAエレクトロニクス(東京都千代田区、鈴木健彦社長)は13日、中心波長1200ナノ―1900ナノメートル(ナノは10億分の1)帯で、高出力・高効率な近赤外発光ダイオード(LED)チップを開発し、販売を始めたと発表した。

1350ナノメートルの波長では、出力を同社従来品比2倍の170ミリワットとした新製品の開発に成功。また、従来は出力の向上が難しかった1900ナノメートルの波長でも、同30%増の45ミリワットを達成した。分析・検査精度の改善や消費電力の抑制を実現する。

近赤外光は生体への透過性が高く、農作物や食品の分析、医療分野などへの応用が進む。ヘルスケア分野では各種センサーに近赤外LEDを用いると非破壊・非接触・非採血での検体分析が可能となるため、受診者の負荷低減や予防医療の進歩につながるとされ、市場拡大が期待されている。

日刊工業新聞 2024年02月14日

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