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ダイハツが32万台リコール、認証不正検証で判明

ダイハツが32万台リコール、認証不正検証で判明

リコールになった軽乗用車「キャスト」(国土交通省提供)

ダイハツ工業は24日、認証不正の技術検証過程で判明した軽乗用車のダイハツ「キャスト」とトヨタ自動車向けOEM(相手先ブランド)「ピクシスジョイ」のドアロック不良について、国土交通相にリコールを届け出た。台数は32万2740台。衝突するとパワードアロックが作動し、全てのドアが施錠され救出に時間がかかるおそれがある。運転席ドアの側面衝突時のドアロック作動に関する検証が、不十分だったためとしている。運転席ドアロックを対策品と交換し、取り扱い説明書に記載するキーの操作方法を修正する。

ダイハツは同日、部品サプライヤーへの資金繰り支援として、2023年12月分として内示した生産量に対し、工場停止のため生産が減った分(差分)の部品代を、1月中に仮払いすることを明らかにした。仮払い分は生産再開後の部品代金から相殺処理する。

日刊工業新聞 2024年01月25日

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