トヨタが2月上旬までにガバナンス説明会を設定
トヨタ自動車は18日、グループ全体のガバナンス(企業統治)の見直しについて豊田章男会長が説明する機会を1月下旬から2月上旬までに設定する方針を明らかにした。子会社のダイハツ工業の認証試験不正を受け、国土交通省は3車種について量産に必要な「型式指定」の取り消し手続きを開始。型式指定の取り消しは過去に日野自動車と豊田自動織機の2例があり、いずれもトヨタグループ。ガバナンスの再徹底が求められている。
同日のオンライン取材で長田准トヨタ執行役員はダイハツの生産再開について「サプライヤーなどブランドに関わる人に『生産して良い』と言ってもらうことが大前提」とした。
日刊工業新聞 2024年01月19日