テラモーターズ、ドローン事業に参入−新会社設立、測量サービス展開
テラモーターズ(東京都渋谷区、徳重徹社長、03・6674・9558)は16日、産業用の飛行ロボット(ドローン)事業に参入すると発表した。ドローン空撮での各種解析などを手がけるリカノス(山形市)のドローン関連技術を譲受し新会社のテラドローン(東京都渋谷区)を新設、ドローンによる土木・建築分野での測量サービスを始める。2017年2月期に10億円の売上高を目指す。
テラモーターズは電動バイクや3輪車の開発設計販売が主業務で国内やインド、東南アジアなどに販売網を持つ。このネットワークを生かし、将来的には「海外でもドローンを活用した各種サービスを展開したい」(徳重社長)という。
また、電動バイクの蓄電池関連の技術などを生かし、土木・建築のほかインフラ関連の点検、在庫管理、配送などユーザーの課題解決にかなう機体やシステムの開発も進める。機体やシステムは当面、テラドローンで開発する。
徳重社長は新会社のトップも兼任する。世界的に見るとドローンは民生用では中国DJIなど強いメーカー生まれた半面、産業用では実用化がこれから。「日本製ドローンの品質や製品性能の高さをうまくビジネスに使いたい。テラモーターズのネットワークをフルに生かし、ドローンを使ったソリューションを迅速に広げていきたい」(同)と強調している。
テラモーターズは電動バイクや3輪車の開発設計販売が主業務で国内やインド、東南アジアなどに販売網を持つ。このネットワークを生かし、将来的には「海外でもドローンを活用した各種サービスを展開したい」(徳重社長)という。
また、電動バイクの蓄電池関連の技術などを生かし、土木・建築のほかインフラ関連の点検、在庫管理、配送などユーザーの課題解決にかなう機体やシステムの開発も進める。機体やシステムは当面、テラドローンで開発する。
徳重社長は新会社のトップも兼任する。世界的に見るとドローンは民生用では中国DJIなど強いメーカー生まれた半面、産業用では実用化がこれから。「日本製ドローンの品質や製品性能の高さをうまくビジネスに使いたい。テラモーターズのネットワークをフルに生かし、ドローンを使ったソリューションを迅速に広げていきたい」(同)と強調している。
日刊工業新聞2016年3月17日 機械・ロボット・航空機1面