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トヨタは過去最高…乗用車8社の世界生産、半導体不足解消で回復続く

乗用車メーカー8社が27日発表した11月の生産・販売・輸出実績によると、8社合計の世界生産台数は前年同月比13・0%増の238万3436台となり、10カ月連続の前年同月超えとなった。メーカー別ではスズキダイハツ工業を除く6社が前年同月を上回った。半導体不足の解消が進み、世界生産の回復が続いている。

トヨタ自動車は北米や欧州の需要が堅調で、世界生産は前年同月比11・2%増の92万6573台。11カ月連続で前年同月を上回り、単月として過去最高となった。海外生産も同7・9%増の61万1656台で、11月として過去最高だった。

地域別では中国で前年同月に新型コロナウイルス感染拡大による工場稼働停止などがあった反動で生産が増えた。トヨタが同13・6%増の17万2185台、ホンダが同38・1%増の13万573台、日産自動車が同83・4%増の8万8015台。中国生産が前年同月を上回るのはトヨタと日産が7カ月ぶり、ホンダが6カ月ぶり。アジアではインドが引き続き堅調ながら、タイでは経済低迷の影響が出ている。国内生産は8社合計が同12・8%増の81万9373台で、前年の新車投入効果の反動で微減となったダイハツを除き7社が前年同月超えとなった。

世界販売はスズキとダイハツを除く6社が前年同期を上回った。トヨタが同13・6%増の90万5066台、ホンダが同24・7%増の34万7851台、日産が同24・2%増の28万2327台だった。

国内販売は軽自動車「スペーシア ベース」の新車投入効果が一巡したスズキとダイハツを除く6社が前年同月を上回り、8社合計は同10・3%増の38万168台となった。


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日刊工業新聞 2023年12月28日

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