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ジヤトコが掛川工場閉鎖へ、CVT生産集約

ジヤトコが掛川工場閉鎖へ、CVT生産集約

25年3月に閉鎖することが決まったジヤトコの掛川工場

ジヤトコは2025年3月に、小型車向けの無段変速機(CVT)を生産する掛川工場(静岡県掛川市)を閉鎖する。24年7月に生産を終了し、本社富士地区(同富士市)に集約する。今後需要拡大が見込める電動化への対応を加速する一方、主力のCVTの生産は減少傾向にあり、生産集約により効率化を図る。

ジヤトコは本社富士地区、富士宮工場(同富士宮市)、掛川工場の国内3カ所のほか、メキシコ、中国、タイでCVTを生産している。自動変速機(AT)とCVTを合わせた生産台数は17年度をピークに減少傾向にある。

掛川工場の閉鎖は、ガソリン車から電動車向けに成長の軸足を移す中での生産体制再編の一環と位置付ける。電動駆動装置の生産は、減速機に比べて省スペース化できるという。

掛川工場は敷地面積9万6000平方メートル。軽・小型車用のCVT「CVT7」と「CVT―S」を生産している。従業員は140人。閉鎖に伴い、生産設備は本社富士地区に移設する。移設後の掛川工場の対処は未定。

同社は駆動用モーター、インバーター、減速機などを一体化した電動駆動装置「eアクスル」の生産開始に向け準備を進めている。まず25年をめどに国内で立ち上げ、30年までに年産500万台の目標を打ち出している。


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日刊工業新聞 2023年12月28日

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