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年賀状「出す」50%下回る、調査開始以来初めて

パイロット調べ
年賀状「出す」50%下回る、調査開始以来初めて

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パイロットコーポレーションが働く人を対象にまとめた年賀状に関する意識調査によると、年賀状を「出す」と答えたのは2022年の前回調査に比べ7・1ポイント減少し、43・8%で1979年の調査開始以来初めて50%を下回った。同社は「24年秋の郵便料金値上げで、さらに流通枚数が減るのでは」と見る。

年賀状を出さない理由は複数回答で「LINE等メッセージアプリで代用」が最も多く61・0%(前回比8・3ポイント減)。「準備が面倒」が45・7%(同6・6ポイント減)、「会員制交流サイト(SNS)で代用」が32・7%(同14・6ポイント増)と続いた。

一方、年賀状を出す理由は複数回答で「新年のあいさつとして」が最も多く79・3%(同6・0ポイント増)。

また年賀状の習慣を今後も必要と回答した人は55・2%で前回比0・6ポイント減少した。

調査は「ビジネスパーソンの年賀状に関するアンケート調査」で、20―60代の397人が回答した。

日刊工業新聞 2023年12月27日

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