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高倍率で速度2倍…東レエンジMIがウエハー外観検査装置

高倍率で速度2倍…東レエンジMIがウエハー外観検査装置

半導体ウエハー外観検査装置「INSPECTRA SR-Ⅳ」

東レエンジニアリング先端半導体MIテクノロジー(横浜市港北区、佐藤謙二社長)は5日、半導体製造工程の顕微鏡で行う高倍率検査において、同社従来品比約2倍の検査速度を実現した半導体ウエハー外観検査装置を発売したと発表した。消費税抜きの価格は約1億7000万円。高精度・高効率な検査ニーズが高まる車載用半導体などを手がける顧客に提案し、2025年度に25億円の売上高を目指す。

新製品「インスペクトラSR―Ⅳ」は、レーザー光源や受光部などの光学ヘッドを新開発し、5―20倍の高倍率検査で検査速度を約2倍に高速化。

従来手動だった光学条件の調整・設定は、自動設定機能を追加して作業効率を高めた。

同社のインスペクトラシリーズは後工程向けの販売実績が豊富だが、新製品では前工程向けへの拡販も狙う。

半導体の高性能化で検査の高精度化が求められる一方、検査時に倍率を高くすると顕微鏡の視野が狭まり、検査の長時間化、効率悪化などにつながることが課題だった。


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日刊工業新聞 2023年12月06日

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