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全固体電池を搭載、ニコンが受注始める保証温度105℃「アブソリュートエンコーダー」の性能

全固体電池を搭載、ニコンが受注始める保証温度105℃「アブソリュートエンコーダー」の性能

多回転バッテリーレスのアブソリュートエンコーダー「MAR-M700MFA」

ニコンは全固体電池を搭載した多回転バッテリーレスのアブソリュートエンコーダー「MAR―M700MFA」の受注を2024年6月に始める。保証温度は同社従来製品「MAR―MX60MFA」と比べて20度C高い105度C。モーターや装置の設計の自由度も向上した。価格は個別見積もり。24年度に3万台の販売を目指す。

アブソリュートエンコーダーは、自動車製造ラインの産業用ロボットや工作機械といった産業機械に用いられるセンサー。MAR―M700MFAには、マクセルのセラミックパッケージ型全固体電池「PSB401010H」を搭載し、メンテナンスフリーを実現した。

予知保全機能も新たに搭載。故障の兆候を事前に察知し、産業用ロボットの部品交換や修理の時期を把握できるため、装置が突然停止するリスクを抑えられる。また、ニコン独自の角度精度の自己補正機能も新搭載した。

ニコンの既存のアブソリュートエンコーダーとの互換性を意識した設計のため、設計変更を伴わずに取り付けられる点も特徴。


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日刊工業新聞 2023年11月30日

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