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トヨタが新興国向け戦略車「IMV0」受注開始

トヨタが新興国向け戦略車「IMV0」受注開始

タイで発売した「ハイラックス チャンプ」

トヨタ自動車は新興国向け戦略車、IMVシリーズの新型モデル「IMV0」の受注をタイで始めた。IMV0は部品などを共有した上で各地のニーズに合わせて車を生産・供給する共通プラットフォーム(車台)。タイでは「ハイラックス チャンプ」の名称で発売する。トヨタ・モーター・タイランド(タイトヨタ)のサムロン工場(サムットプラーカーン県)で生産する。

IMVシリーズはピックアップトラックやスポーツ多目的車(SUV)、ミニバンなど、一つの車台で複数の車種を展開している。トヨタとタイトヨタは自動車市場やニーズの変化に対応し、IMVシリーズの新車台となるIMV0を開発した。

タイではIMV0をベースとしたピックアップトラックをハイラックス チャンプとして展開する。ビジネスからプライベートまで顧客の多様なニーズに応じて、購入者自らが車両をカスタマイズ(個別対応)できる。フラットデッキにはボルト穴を設け、架装部と簡単に締結可能にした。顧客には100以上の架装業者の情報を提供する。

8グレードを用意し価格は45万9000―57万7000バーツ(約195万―約245万円)。最大積載量は1トン。エンジンは2・4リッターディーゼルエンジンを搭載する。

同車は2022年12月にタイで開いた「タイトヨタ設立60周年式典」で世界初公開。23年10―11月に東京ビッグサイト(東京都江東区)で開催された「ジャパンモビリティショー」でも展示した。


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日刊工業新聞 2023年11月29日

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