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FDA、待望の10号機は事前予想に反して「銀色」

 地域航空会社のフジドリームエアラインズ(FDA、静岡市清水区)は、このほど10号機をブラジル・エンブラエルから受領し、名古屋(小牧)-岩手・花巻線などで運航を始めた。6月には11号機も受領する予定。新しい機材は既存路線の増便に振り向ける計画で、同社の旅客ネットワークは従来の一日15路線29往復から今夏には同15路線34往復に拡大する。

 受領した「エンブラエル175=写真」(座席数84席)は銀色の塗装が特徴。名古屋(小牧)から花巻や北九州、静岡から福岡、松本から福岡、札幌などの路線で運航する。須川恒次社長は「増便でお客の利便性を高めたい」と話した。

 FDA機は1機ずつ異なる色をしており、同社が一般向けに実施した色の予想キャンペーンでは「レインボー」が最も多く、銀色は2番手だった。

(名古屋)
日刊工業新聞2016年3月14日付 建設・エネルギー・生活面記事に加筆
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
名古屋ではおなじみ「FDA」の機材が10機まで増えました。公式ウェブサイトなどで受け付けていた恒例の「色当てクイズ」には3861件の応募があったそうです。9号機は金色ですので10号機は銀色になるかと思いきや、予想1位はまさかの「レインボー」(38%)。銀色は僅差の第2位(35%)でした。広報担当者いわく「遊び心もあってレインボーを(クイズの)答えの候補にしてみた」ということですが、予想する側も遊び心いっぱいだったようですね。

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