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最大8工場13ライン…トヨタ、生産停止続く

中央発條の事故影響

トヨタ自動車の車両生産を手がける一部工場の停止が長引いている。16日昼に中央発條で事故があり、足回り部品の供給が滞っていることが原因だが、この影響は少なくとも20日まで続く見通しだ。19日はトヨタ堤工場(愛知県豊田市)で生産を再開するが、高岡工場(同)など6工場10ラインが停止。20日はトヨタ自動車東日本(TMEJ、宮城県大衡村)を加えた8工場13ラインで生産を止める。

トヨタは18日、車両工場の停止状況を明らかにした。19日は高岡工場のほか、トヨタ車体の吉原工場(愛知県豊田市)、富士松工場(同刈谷市)、いなべ工場(三重県いなべ市)、豊田自動織機の長草工場(愛知県大府市)、岐阜車体工業(岐阜県各務原市)の生産が停止。20日はTMEJの宮城大衡工場(宮城県大衡村)と岩手工場(岩手県金ケ崎町)の2工場3ラインで新たに停止する。23日以降の稼働については20日午後に判断する。

一方、生産再開に向けた動きも活発化している。トヨタはグループとともに約30人を中央発條に派遣し、復旧支援に乗り出した。また中央発條では供給が滞るシャシバネのバックアップ生産を海外工場で開始。国内でも碧南工場(愛知県碧南市)で一部工程の代替を検討している。

日刊工業新聞 2023年10月19日

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