明治、観光客向け菓子拡大−主力ブランドで限定品

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 明治は外国人や日本人の観光客向けに、主力菓子ブランドで専用商品の取り組みを強化する。チョコレート菓子「きのこの山」で信州や関西、北海道など計6地域で地域の食材を使った限定商品を発売したほか、2層チョコレート菓子「アポロ」でも、赤富士を模した「富士山アポロビッグ=写真」を投入した。
 観光客は地域限定の商品を土産用にまとめ買いする傾向が強く、空港や高速道路、鉄道主要駅の売店などを通じて売り込む。

 きのこの山では信州限定でりんご味、関西限定で宇治抹茶、北海道限定でホワイトプレミアム、東北限定のずんだ風味、新潟限定のささだんご、静岡・名古屋・山梨限定で緑茶をそれぞれ発売した。
 いずれも抹茶や枝豆パウダーなど現地の食材を原料に一部用い、量も16グラムの10袋入りと一般品のほぼ2倍で、消費税抜きの価格は800円と一般品の4倍。パッケージに地域の食材を思わせる写真やイラストを配した。

 アポロビッグは下層のミルクチョコ、上層のストロベリーチョコの上にさらにホワイトチョコをかけて“富士山の冠雪”風に仕上げた。パッケージも外国人に名が知れた葛飾北斎の「凱風快晴」のデザインをあしらい、日本土産の需要を狙う。

 外国人や日本人の観光客を狙った専用菓子は、江崎グリコが「グリコポッキー」、おやつカンパニー(津市)が「ベビースターラーメン」などで取り組んでいる。
 明治では「売店でうまくPRして、売り上げを伸ばしたい」としている。

日刊工業新聞2015年04月24日 建設・エネルギー・生活面

COMMENT

昆梓紗
デジタルメディア局
記者・編集者

日本のお菓子は本当においしく、胸を張ってお土産にできると思います。限定品に弱い日本人にとっても、ご当地ものが増えるのは嬉しい限りです。

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