新生児向け人工呼吸器、日本主導で国際標準化
医療機器工業会がISOに規格案提案へ。歯科を除く医療分野で初
日本医療機器工業会(東京都文京区、松本謙一理事長=サクラグローバルホールディング会長)は、主に新生児の治療に使うHFO(高頻度振動換気)人工呼吸器の国際標準化に取り組む。2016年度中にISO(国際標準化機構)の専門組織に規格案を提案し、専門作業部会の新設を働きかける。実現すれば、国際標準化の二大機関であるISOと国際電気標準会議(IEC)で、歯科を除く医療分野初の日本主導規格となる。
国際規格発行はおおむね3年後を目指す。専門作業部会のリーダー(主査)は日本から出す考えだ。医療分野ではISOとIECで規格が新たに策定された場合、各国の国内規格が改訂され、薬事審査に引用されることが多い。このため標準化の主導権を握ることは他の製品に比べ産業への影響が大きい。
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国際規格発行はおおむね3年後を目指す。専門作業部会のリーダー(主査)は日本から出す考えだ。医療分野ではISOとIECで規格が新たに策定された場合、各国の国内規格が改訂され、薬事審査に引用されることが多い。このため標準化の主導権を握ることは他の製品に比べ産業への影響が大きい。
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日刊工業新聞2016年3月9日