シャープ、小学校向けタブレット学習システム−5分程度で毎日復習
シャープは23日、小学校向けのタブレット端末学習用システム「STUDYFIT(スタディフィット)」の販売を5月から始めると発表した。学校向け教材の日本標準(東京都杉並区)と共同開発した国語と算数のデジタル教材を搭載。授業で学習した内容を1回5―10分程度の短時間で復習できる。生徒100人の学校だと教員用アプリケーション(応用ソフト)も含めて計80万円(消費税抜き、端末費用別)で提供できる。2016年度末に合計100の地方自治体へ導入を目指す。
学力診断テストに基づき、生徒一人ひとりの学力に応じた問題を用意する。カリキュラム変更が不要で、短時間で個別指導できるため教員の負荷も軽減できる。同システムは14年に佐賀県多久市や日本マイクロソフト(MS)などと協力して実証研究したもの。中学、高校向けの提供も検討している。
学力診断テストに基づき、生徒一人ひとりの学力に応じた問題を用意する。カリキュラム変更が不要で、短時間で個別指導できるため教員の負荷も軽減できる。同システムは14年に佐賀県多久市や日本マイクロソフト(MS)などと協力して実証研究したもの。中学、高校向けの提供も検討している。
日刊工業新聞2015年04月24日 電機・電子部品・情報・通信面