いすゞが投入、普通免許で運転できるトラック「エルフミオ」の仕様
いすゞ自動車は27日、普通免許で運転できるディーゼルエンジン搭載の小型トラック「エルフミオ=写真」を2024年夏までに国内で発売すると発表した。将来は電気自動車(EV)タイプも投入予定で、運転手不足解消につなげる。日野自動車が22年に普通免許で運転できるEV小型トラックを発売済みで、ディーゼル車投入を公表するのは国内トラックメーカー初となる。価格や販売目標は非公表。
普通免許で運転できる車両総重量(GVW)3・5トン未満に抑え、最大積載量は1―1・5トン程度になる見込み。最大積載量2トンクラスの乗車部分(キャブ)を採用し、競合と比べてもクラストップレベルの居住空間を確保する。
ディーゼル車で普通免許対応とすることで、EV小型トラックでは航続距離や充電環境に不安がある物流企業など向けに訴求する。
日刊工業新聞 2023年09月28日