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JMUが引き渡し、中長距離航路向けコンテナ船「ワンハイ367」で両立した性能

ジャパンマリンユナイテッド(JMU、横浜市西区、灘信之社長)は、ワンハイラインズ向けに有明事業所(熊本県長洲町)で建造していた総積載量3055TEU(20フィートコンテナ換算)のコンテナ船「ワンハイ367=写真」を引き渡した。アジア発着およびアジア域内の海上輸送量増加に伴い、中長距離の定期航路への投入を想定する。積載能力と航海性能を高レベルで両立した。

幅広最適船型の開発と、独自の省エネルギー機器の最適化により、従来船に比べ大幅な燃費削減を達成した。全長203・5×幅34・8×深さ16・6メートル。載貨重量3万7160トン。定員25人。シンガポール船籍。

日刊工業新聞 2023年09月04日

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