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トヨタ紡織が300億円投資、新会社が担う役割

トヨタ紡織は31日、約300億円(約2億2500万ドル)を投じ、米ケンタッキー州に自動車用内装部品を生産する新会社と新工場を設立すると発表した。米州地域統括子会社のトヨタ紡織アメリカ(ケンタッキー州)が出資し、9月に会社を設立。工場稼働は2025年を予定する。

新会社「トヨタ紡織・ウエスタン・ケンタッキー」は資本金が約190億円。操業開始時の従業員は約140人を予定する。敷地面積は約19万8000平方メートル、建屋面積は約3万400平方メートル。

シートトラックやシートリクライナなどのシート骨格機構部品を手がける。これらを米州域内で内製することで同社の競争力強化を目指す。


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日刊工業新聞 2023年09月01日

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