成田空港に「和」の憩い場。TOTOが“JAPANトイレ”の良さもアピール!

太陽光柔らかく。着付けや人力車など日本らしい体験イベントも

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 成田国際空港会社は4月24日、第2旅客ターミナルとサテライトを結ぶ連絡通路内に、乗り継ぎ客などを対象としたくつろぎスペースを新設する。オープン前日の23日、報道陣に公開した。
 
 「NARITA SKY LOUNGE 和(わ)」は、出国手続き後エリアに設置する休息スペースで、1992年12月から2013年9月まで運行していた連絡シャトルの跡地に設置。「憩い」をコンセプトに、他人を気にせずにくつろげる「パーソナルブース」(35席)や家族が過ごせる「ファミリーベンチコーナー」(53席)、パソコンを使って仕事が出来る「PCデスク」(12席)、カフェ(70席)など、240席を設け、滞在時間や用途、人数などに応じて過ごせるようにした。ベンチコーナーには畳をイメージしたクッションを敷いた。

 スマートフォンやタブレットの利用者が多いことから、スペース内にはコンセントを87個設置。成田国際空港会社の夏目誠社長によると、2014年2月の大雪で、ターミナル内に留まった利用者がコンセントに群がるのを目の当たりにし、コンセントの増設を決定したという。

 天井のライトには和紙を導入し、太陽光を柔らかく取り入れる。着物の着付けや人力車体験など、日本らしいイベントも実施する。完成したラウンジスペースについて夏目社長は、「格子や畳、和紙を取り入れて、日本の良さや情緒、雰囲気を再現した」と胸を張る。

 また、TOTOとのコラボレーションで、日本のトイレの良さを体感してもらうコーナー「GALLERY TOTO」を設置。TOTOの最新機器を導入した「体感型トイレギャラリー」で、日本のトイレ文化や技術力を世界に発信していく。

 ギャラリー内には男性用と女性用4つずつ、多目的トイレ1つ、授乳室1つの計10ブースを設置。ブース内では用を済ますこともできる。入り口にはインテリア装飾用LEDパネルを17枚設置。パネル内では模様がゆらゆらと動く。表面を布地素材のテキスタイルで覆うことにより、「障子越しに影絵を見る」ような作りを再現した。

 TOTOの張本邦雄会長は、トイレは以前「厠(かわや)」や「御不浄」などと呼ばれ、汚いイメージがあったとし、「ここ50年くらいでトイレは劇的に変化した。日本固有のトイレ文化を発信したい」と仕上がりに自信をのぞかせた。

COMMENT

吉川忠行
Aviation Wire
編集長

成田空港のくつろぎスペース「NARITA SKY LOUNGE 和」、第2ターミナルの連絡 シャトル跡地に24日オープン。TOTOとのコラボレーションで、日本のトイレの良さを体感してもらうコーナー「GALLERY TOTO」を設置します。

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