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年収4%増…明治安田生命が職員1万人対象に新たな特別手当導入の狙い

明治安田生命保険は26日、全内勤職員約1万人を対象に新たな特別手当を支給すると発表した。2024年度から3年間、年に1回、8月に1人当たり数十万円を支給する。これにより、年収は現状から平均4%アップになる見込みだ。経済的価値と、地域貢献活動や健康増進活動の推進など社会的価値の向上に向けた取り組みを総合的に評価する。給与や賞与とは別の手当てを用意し、職員の前向きな挑戦を引き出す。

新たに導入するのは「価値創造報酬制度」。23年度終了時に過去3カ年の経営計画期間中の社会的価値と経済的価値の双方への寄与度を評価し、仕事の役割も考慮して支給額を決める。会社側にとっても年収の増加率と同じ4%の人件費の増加となるが、「制度の創設を通じて、職員に長期的な視点での価値創造や持続的成長に向けた役割発揮をこれまで以上に促したい」(同社)としている。


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日刊工業新聞 2023年07月27日

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