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便秘の切り札?森永乳業の秘蔵っ子

愛飲者、便秘と骨折少ない傾向に
 森永乳業は東京医療保健大学と共同で、宅配専用商品のビフィズス菌配合カルシウム強化ミルク「森永カルダス」を飲用している男女中高年2万3188人を調査した。

 3年以上週4回飲んでいる人は、そうでない人に比べ便秘リスクが男性で約16%、女性で約15%低かった。大腸ポリープの罹患(りかん)リスクは男性で約26%、骨折リスクは女性で約16%低い結果となった。森永乳業は実際に商品を飲用している人の調査で、効果を暗示する結果が得られたとしている。
 
 該当商品のカルダスは1991年の発売で、これまでに累計50億本以上を販売。調査では発売から20年強が経過した利点を生かし、商品を3年・週4回以上飲んでいる人と他の人との違いを調べた。カルダスには1本180ミリリットル当たり、カルシウムが400ミリグラム、ビフィズス菌が20億個以上、含まれている
日刊工業新聞2015年3月17日 建設・エネルギー・生活面
日刊工業新聞記者
日刊工業新聞記者
愛飲している人はもともと健康に対する意識が高いのでしょうね。

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