ニュースイッチ

トヨタの新型「アルファード」が採用、日本板硝子「防汚コートミラー」の機能

トヨタの新型「アルファード」が採用、日本板硝子「防汚コートミラー」の機能

防汚コーティングを施したバニティーミラー

日本板硝子の防汚コーティング技術を施したバニティーミラーが、トヨタ自動車の新型「アルファード」「ヴェルファイア」エグゼクティブラウンジグレードに採用された。はつ油機能を持つ独自の防汚コーティング技術によって、汚れによる油分を付着しにくくした。軽くふき取ることで鏡の表面を常に清潔に保てる。

バニティーミラーは、前席のサンバイザー裏などに装備されている小さな鏡。同グレードでは後部シートにも設置されている。今回の全面改良により、従来の天井設置型から、2列目シートのテーブルと一体化した。

バニティーミラーが手元に近くなり、利便性が向上した一方で、指紋などが付着しやすく、汚れが目立ちやくなるという開発上の課題があった。

同車両の窓ガラスにも、日本板硝子の製品が全量採用された。


【関連記事】 自動車ガラス加工、知られざる実力企業
日刊工業新聞 2023年06月29日

編集部のおすすめ