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ロボットが家づくり。積水化学、ユニット住宅工場をリニューアル

大型ロボット23台導入
 積水化学工業住宅カンパニーは25日、リニューアルを完了した近畿セキスイハイム工業(奈良市)のユニット住宅工場(写真)を公開した。国内8工場で計画する大規模な生産刷新投資「住宅生産工場魅力化推進計画」の第1弾。約15億円を投じ、工場レイアウトのコンパクト化や見学コースの設置、大型ロボット23台の導入による自動化を進めた。

 野村俊哉執行役員は「工業化を極めるとともに、魅力を知ってもらいたい」と刷新の目的を説明。ユニット住宅の特徴である工場生産が担当する範囲を拡充して、生産・施工一体の効率良い供給体制の構築を狙う。

 他の7工場でも2016年度内の完了を目標に進め、総投資額は170億円を見込んでいる。
日刊工業新聞2016年2月26日 建設・エネルギー・生活1面
昆梓紗
昆梓紗 Kon Azusa デジタルメディア局DX編集部 記者
建設業で人手不足が深刻化しています。住宅ユニット工場だけでなく、建設現場でも自動化や効率化が求められてきます。

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