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マツダがパナソニックエナジー製EV電池搭載へ協議、それぞれの期待

マツダがパナソニックエナジー製EV電池搭載へ協議、それぞれの期待

パナエナジーの車載用円筒形リチウムイオン電池

マツダは21日、2025年以降をめどに市場投入する電気自動車(EV)にパナソニックエナジーの円筒形リチウムイオン電池(LiB)を搭載することを視野に同社と協議を始めたと発表した。23年末までの本契約を目指す。パナエナジーは日本と北米工場で製造する車載電池を中長期的にマツダに供給する見込み。EVの車種、生産場所や投入市場、電池供給の契約期間、供給量、電池サイズは今後協議する。

今回の契約が成立すれば、マツダのEV駆動用電池の採用は、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ製、AESCグループ製に次いで3社目となる。

マツダは12年、100台限定でリース販売した「デミオEV」にパナソニック製の円筒形電池を搭載した実績がある。今回の契約は、パナエナジーが日本と、24年度に量産開始予定の米カンザス工場を含む北米工場から電池セルを出荷し、マツダがモジュール化してEVに搭載する計画だ。電池関連の人材育成など幅広い協業を模索する。

パナエナジーの只信一生社長は「マツダのような技術をリードする自動車メーカーとの協業は当社ミッション達成への大きな一歩」と期待。マツダ次期社長の毛籠勝弘取締役専務執行役員は「車載用LiBの先駆者であるパナエナジーと取り組めることをうれしく思う」とコメントした。


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日刊工業新聞 2023年06月22日

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