フロア面積5割増、東海理化が新規事業担う拠点を移転
東海理化は社用車の管理業務を効率化するサービス「ビーキー」やeスポーツ向けキーボードなどを開発する拠点「ニュービジネスセンター」を移転した。移転先は従来拠点から徒歩5分程度の距離にある名古屋ビルディング桜館(名古屋市中村区)。従業員が100人程度に増えており、より広く業務の効率化もしやすいオフィスに変更した。
同社はビーキーなどMaaS(乗り物のサービス化)関連の事業で2030年度(31年3月期)に売上高150億円を目指している。
人員増に伴い新オフィスはフロア面積を従来比約5割増に拡張。気軽に打ち合わせができるスペースや、用途に応じてレイアウト変更が可能なエリアを設けた。
同社は本社を愛知県大口町に構える。ニュービジネスセンターは新規事業を手がけるため交通アクセスなどを重視し、名古屋駅周辺に置いている。
日刊工業新聞 2023年06月09日