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住友建機が開発、「アスファルトフィニッシャー」自動運転システムの効果

住友建機は、アスファルトフィニッシャー(写真)の自動操舵・自動伸縮システムを日本道路と共同開発したと発表した。機械左右に取り付けたカメラで型枠や切削面などの段差を舗装幅として検知。舗装幅を基準にしつつ、スクリード(敷きならし装置)とステアリングを自動で制御する。オペレーターへの負担の大幅軽減のほか、経験の浅いオペレーターでも高品質の施工が可能になる。

今後、アスファルト混合物を用いた試験舗装を行い、実用化に向けた最終調整を行う予定。システムは機器の取り付けのみで作業が可能で、設計データの作成といった事前準備が不要。一般的なICT施工と違って、より手軽に扱えるため、中小規模事業者でも導入しやすい。

日刊工業新聞 2023年月6月6日

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