九州電力に納入、最新「球体ドローン」の性能
ブルーイノベーション(東京都文京区、熊田貴之社長)は、九州電力に屋内点検用の球体飛行ロボット(ドローン)の最新機種「ELIOS3」を納入した。九電は2019年から火力発電所のボイラーや煙突内部、橋の点検などに同ドローンの前機種を利用している。
ELIOS3は高性能センサー「LiDARライダー)」の搭載により、施設そのものをリアルタイムに3次元(3D)データ化して機体位置の特定が可能。ブルーイノベーションでは、操作性と安定性も大幅に向上していることが採用の決め手になったとしている。
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日刊工業新聞 2023年05月29日