心臓マッサージの訓練支援「しんのすけくん」誕生―圧力検知センサー搭載

住友理工がシステム開発

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 住友理工は18日、心臓マッサージで的確な場所を圧迫しているかなどを判定できる心肺蘇生法の訓練支援システム「しんのすけくん=写真」を開発したと発表した。訓練用人形の胸部に設置したシート状の圧力検知センサーが圧迫場所や強さ、タイミングを検知し、音声で左右のずれを指示して、正しい場所を圧迫させる。

 同製品はセンサーシート、コントローラー、パソコン用ソフトウエアで構成する。同社独自のシート状センサーを応用した。心肺蘇生法を効果的に行えているかは、圧迫場所や強さ、リズムといった複数の条件があるが、これまで判別する方法はなかった。「できているつもりでも強さや圧迫場所がずれる人は多い」(担当者)といい、正しい心肺蘇生法の習得を呼びかける。

 同製品は自治医科大学の南浩一郎講師の指導をもとに開発した。救急救命士や医師、看護師らの訓練のほか、一般市民向け救急救命講習会などでの利用を見込む。3月下旬の販売を予定する。

日刊工業新聞2016年2月19日 素材・ヘルスケア・環境面

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昆梓紗
デジタルメディア局DX編集部
記者

心臓マッサージの訓練を受けたことがありますが、「これで本当に人を助けられるのか」と不安になりました。「しんのすけくん」を使えば自信がつきそうです。

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