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建設業界・測量業界の次世代を担う、最先端技術が一堂に集結!『建設・測量生産性向上展』を見逃すな

建設業界・測量業界の次世代を担う、最先端技術が一堂に集結!『建設・測量生産性向上展』を見逃すな

建設業界、測量業界を支える企業が勢ぞろいし、会場では最新製品をリアルに体感できる

建設業界・測量業界は急速に進む高齢化と人材不足から、デジタル化が待ったなしという状況にある。このような中、建機・重機・アタッチメント・建設DX・i-Constructionなど、進化し続ける業界最先端の製品・技術・サービスが一堂に集結し、関係者から高い注目をされているのが、5月24日(水)から26日(金)まで幕張メッセ(千葉市美浜区)で行われる「建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO)」だ。今年で5回目の開催となる。

大手建設機械メーカーや測量関連、土木分野に向けたデジタル技術の提案を行う情報通信技術(ICT)系企業など約400社がそろう。このうち110社近くが新規出展で、特にソフトウエアや建設DX(建設業のデジタル変革)を担うソリューション提案企業などが目立っている。会場内や屋外も使った現場さながらの実演や、業界の次世代を担う最先端のICTを組み合わせた提案に、関係者の活発な商談が見込まれている。

約400社が出展し、過去最大の規模で開催される

建設労働者人口は2000年からの20年間で180万人が減少。現場では慢性的な人手不足と高齢化に危機感が強まる一方で、抜本的な生産性向上が求められている。国土交通省が進める生産性向上策「i-Construction」では、測量から設計、施工、検査、維持管理に至るまですべてのプロセスにICTが導入される。こうした流れをくんで技術開発も活発化しており、建築分野から土木分野へと建設DXの進歩は加速している。

会場ではコマツ日立建機、キャタピラー、コベルコ建機住友建機クボタ、ヤンマー建機、諸岡、酒井重工業などといった世界で活躍する建設機械メーカーが勢ぞろいするのはもちろん、トプコンやニコン・トリンブル(サイテックジャパン)、ライカジオシステムズ、リーグルジャパンなど測量大手企業やオカダアイヨン、日本ニューマチック工業などアタッチメント企業も出展している。レンタル分野ではアクティオ、カナモト、西尾レントオール、レンタルのニッケンといった広域大手4社も出展し、最新の建機・重機、高所作業車などの迫力ある実演が見られるのは同展ならでは。

屋外会場では多くの実機が展示される

加えて大手建機メーカーと大手通信が取り組むジョイントベンチャー企業、ドローンを使った測量やインフラ点検、建設工程そのものを見える化し、生産性向上を目指すシステム提案なども一斉に集まる。

出展者一覧はこちら。
 第5回 建設・測量生産性向上展 出展社一覧 (cspi-expo.com)

充実したセミナーで最新情報を学ぶ

会場内セミナーは3箇所にわかれて、業界キーパーソンによる33講演が開かれる。国土交通省による「インフラDX推進の取り組み」や「公共事業等における新技術活用システムについて」など最新動向の解説が聞ける。このほかにも、芝浦工業大学建築学部教授の蟹澤宏剛氏による「担い手確保と建設産業の未来のために必要なもの」や、建設ITワールド代表取締役で建設ITジャーナリストでもある家入龍太氏による「現場がラクになる建設DXの進め方」といった実践的な内容に多くの関係者が注目している。

会場内セミナーは3箇所にわかれて、業界キーパーソンによる33講演が開かれる。

特別セミナーはこちら。
 A会場
 特別セミナー A会場 - 建設・測量生産性向上展 CSPI-EXPO
 B会場
 特別セミナー B会場 - 建設・測量生産性向上展 CSPI-EXPO
 C会場
 特別セミナー C会場 - 建設・測量生産性向上展 CSPI-EXPO

すそ野の広い業界ではまだまだ都心と地方で、建設DXの取り組み進展に差が見られる。同展には地方からも省力化・自動化など具体的な課題を持った多くの建設土木業界人や自治体関係者なども多く参加する。最新の製品や技術が披露され、ブース担当者とリアルにやりとりできる貴重な場として認識されており、過去最高の43,000人の来場が見込まれている。

主催者に聞く 建設・測量分野が一堂に会する展示会開催

―第5回 建設・測量生産性向上展(CSPI-EXPO2023)の見所は。
 「2018年に初開催して以来、年々規模を拡大して開催出来ております。今年は全ての面で過去最大規模での開催となり、出展社は海外からの38社を含め402社、展示面積約40,000㎡、展示ブース2,200小間での開催となります。回を重ねるごとにデジタル領域の技術開発が進展し、関連出展が増えております。さらには環境を考慮した電動の建機や重機や高所作業車なども出展します。様々なクラウドサービスも増え、可視化システムを導入されるといった具合に少しずつ現場で広がっており、最新技術を知りたい、体感したいというニーズが年々高まっています」

―今後の展示会の方向性はどう考えていますか。
 「本展は新分野に広げていくというよりは、建設・測量生産性向上のテーマで深掘りしていきたい。建機・重機・測量機器など迫力ある実演の面白さはリアルな展示会だからこそで、1人でも多くの方にご来場いただき、業界最先端の製品・技術・サービスを肌で感じていただきたい」

<開催概要>
第5回 建設・測量生産性向上展(CSPI―EXPO2023)
~次世代を担う、最先端技術が一堂に~
会期:5月24日(水)―26日(金)
場所:幕張メッセ(展示ホール1・2・3・4・5・屋外展示場・屋外展示場ANNEX)
主催:建設・測量生産性向上展 実行委員会

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